公立保育園か?私立保育園か?各メリット・デメリットを解説

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保育園 園内

公立保育園で働く場合と、私立保育園で働く場合とで、どんな違いがあるのか?

ここではそのような疑問を解決するために、公立保育園と私立保育園の特徴を解説します。

公立保育園の特徴

公立保育園は、国が運営している施設です。勤務している保育士は公務員となります。

収入、福利厚生面でメリットが多い

給与面でも優遇されており、賞与(ボーナス)、毎年の昇給があり勤務年数が長くなるにつれて私立保育園との給料差は大きくなっていきます。

また、福利厚生が充実しているのもポイントです。産休や育休が取りやすいため、妊娠や出産によって離職せざるを得ない状況にはまずならないでしょう。そのため、長く保育士として勤務したい人におすすめの職場です。

転勤がある

一緒に勤務する保育士にもベテランの保育士が多くなるでしょう。

さらに延長保育や一時保育なども規定されており、私立保育園に比べると残業が少なくなっています。

公立保育園を選ぶ時の注意点は、転勤があるということです。数年に一度は他の公立保育園へ転勤する必要があります。人間関係に悩んでいる時にはメリットにもなりますが、勤務地が自宅から遠くなったり、家族と過ごす時間が短くなったりする場合もあります。

採用ハードルが高い

公立保育園で勤務するためには、保育士の資格を取得するだけでなく、各自治体の保育士採用試験に合格する必要があります。

筆記試験、作文、実技試験などがあり、しっかり勉強しておかないと、公立の保育士になることはできません。また、公立保育園の求人は減っており、多くの自治体で30~35歳程度までの年齢で区切られているのが現状です。

私立保育園で勤務するメリットと注意点

私立保育園の運営母体は、民間企業やNPO団体、学校法人など様々です。私立の保育園でも、国が定めた基準を満たせば認可保育園となります。

自分の価値観に合った保育園を選べる

私立保育園の特徴は、それぞれの保育園によって保育方針が違うため、個性的な施設になっているところです。

行事やイベントの内容もその保育園独自のものになっています。保育方針によって英語教育を行ったり、運動に力を入れていたりする保育園もあります。

公立の場合、保育園ごとに保育方針や業務が大きく変わることはありませんが、私立保育園であれば、自分の考え方に沿って勤務する保育園を選ぶことができます。

自分の価値観や理念に合致した保育を行っている保育園が見つけることができれば、やりがいや満足度は、公立保育園以上になります。

転勤がない、公立より採用ハードルが低い

私立保育園には転勤がありません。転勤による通勤時間や環境の変化が避けられるのも大きなメリットです。

また、公立保育園に比べて募集人員も多く、採用されやすいのもポイントです。

公立保育園の場合、筆記試験の点数がものをいいますが、私立保育園は人物重視です。基本的に面接だけで(まれに筆記試験や実技試験を行う保育園もある)、採用の可否が決まります。人手不足であることも後押しして、就職・転職は公立保育園ほど難しくはありません。保育士未経験の方やブランクがある方でも採用してくれる園がほとんどです。

様々な雇用形態で働ける

私立保育園は、正社員だけでなく、契約社員や派遣社員、アルバイト・パートの募集も行っています。

例えば、フルタイムで働きたい場合は正社員で働き、残業や休日出勤をしたい場合は派遣やパートで働く、など自身の都合に合わせて働けます。派遣社員であれば、時短勤務や週4勤務なども選べます。

このように融通の利く働き方ができるのは、私立の大きな特徴です。

給料や福利厚生は、公立よりも劣る

私立保育園で勤務する時の注意点は、公立保育園と比べて給料が低くなってしまう点です。昇給率やボーナス額は公立の方が高い傾向にあります。

福利厚生に関しても、私立保育園は園によってまちまちです。勤務する保育園によっては、福利厚生が充実していない場合もあります。

またアルバイトや派遣社員で働く場合だと、用意されているすべての福利厚生を受けられないこともあります。