なぜ正社員がいいのか?正社員保育士として働くメリット・デメリット

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正社員・正職員のメリット・デメリット

世間では、正社員が最もいい、というように言われることが多く、正社員・正職員として就職・転職を目指している保育士の方もいるでしょう。

しかし、正社員が良いかどうかは人によって異なります。何も知らずに正社員になってしまうと後悔する可能性もあります。

ここでは、正社員・正職員のメリットとデメリットを紹介します。読めば「なぜ正社員が良いと言われるのか?」「本当に正社員が良いのか?」が分かります。

正社員・正職員のメリット

正社員と正職員の意味は同じです。勤務する保育施設や企業によって呼び名が異なるだけなので、特に気にせずご覧いただければと思います。

雇用が安定している(クビになりにくい)

派遣社員、契約社員、アルバイト・パートなどの雇用形態は、1年や2年など、最初に雇用期間を契約で決めます。決めた雇用期間を終了した時、雇用側から「契約満了なので辞めてください」と言われたら辞めなければいけません。

もちろんお互いが働き続けることを望めば契約更新ができますが、雇用期間を迎えるたびに、仕事を続けられるのか、辞めなければいけないのか、といった不安を抱えることになります。

一方、正社員は契約期間が決まっていません。業務違反、法律違反、会社が潰れるなど・傾くなど、特別な問題がなければ、定年まで勤められることが保証されているのです。

「正社員が安定している」と言われるのはこのためです。正社員が一番良いと言われる最もたる理由でもあります。

ボーナス、退職金、昇給などがある

アルバイト・パート、派遣社員の場合は給料が上がることはまれです。契約更新の際に時給数十円~百円程度上げてもらえる場合もありますが、めったなことではありません。また契約社員も同様です。

また勤め先によって異なりますが、契約社員や派遣社員のような非正社員は、ボーナスや退職金はもらえません。

一方、正社員の場合、勤続年数に応じて月給が上がったり、役職が付くと数万円上がったりと、昇給のチャンスが多くあります。その他、毎年2回のボーナスや退職金もあり、金銭面でのメリットがたくさんあります。

スキルアップになる仕事、責任のある仕事を任せてもらえる

派遣社員、アルバイト・パート、契約社員の仕事内容は、ほとんど変わることがありません。

一方、正社員は、経験に応じて主任のような管理職を任されたり、園長を任されたりと、保育園の経営に携われるような仕事など、様々な仕事を任せてもらえる可能性があります。一般職員に比べ、仕事の責任は大きくなりますが、スキルアップできることは間違いありません。

責任の大きな仕事をしてみたい、管理職を経験してみたい、スキルアップしたい、という方は正社員の方が向いているでしょう。

あまり責任の大きな仕事はしたくない、という方にとってはデメリットになるでしょう。

転職する時に正社員経験は評価されやすい

保育園から保育園に転職する場合でも、保育園から一般企業に転職する場合でも、パートや派遣よりも、正社員で働いた経験がある方が確実に評価が高いです。

特に、一般企業の正社員に転職する場合は、アルバイト・パートや派遣として働いた経験を評価してもらえない場合もあります。

正社員は、仕事の責任が大きい、任される仕事の幅が広い、などの理由からです。

これからの人生、働き続けることを考えているのであれば、正社員として働いた経験は評価されるので、正社員にこだわるのもいいでしょう。

逆に、アルバイト・パート、派遣社員で働き続ける可能性が高い、という場合は無理に正社員にこだわる必要もないでしょう。

正社員・正職員のデメリット

正社員にはデメリットもたくさんあるため、誰もが正社員で働くのが良いとは限りません。人によっては、派遣やアルバイトの方が幸せな人生を送れる場合も十分にあるのです。

フルタイムの勤務、残業、休日出勤がある

週5日、もしくは週6日の場合もあるでしょう。勤務時間は8時間程度。正社員はフルタイムの勤務が必須です。

仕事が終わらなければ残業や休日出勤をしなければいけません。派遣社員やパートのスタッフが足りない時には、正社員がその穴を埋めなければいけません。

もちろん勤務する保育園・保育所によって仕事の忙しさは異なりますが、派遣社員やパートよりも仕事の量が多いのは確実です。

余裕のある働き方をしたい、週4勤務、定時退社がいいという方は、正社員は向いてないかもしれません。

採用のハードルが高い

正社員になりたいからといって誰でも正社員になれるわけではありません。パートや派遣社員であれば、保育士の資格と経験があれば、働かせてもらえる場合もあります。

しかし、正社員は、責任のある仕事を任せられる人でなければいけないので、保育士の資格を持っていればいい、保育士の経験があればいいというわけではないのです。

面接の時には、志望動機や保育士になった理由、退職理由などを聞かれ、総合的に正社員として相応しい人間かどうかを判断されます。いくつ応募しても内定をもらえない、ということもあるでしょう。

正社員という雇用形態にメリットを感じている方であれば、そのような採用ハードルの高さは気にならないかもしれません。しかしアルバイト・パート、派遣社員で十分と思っている方であれば、採用ハードルの高さが面倒に感じるでしょう。

辞めづらい場合がある

正社員であっても、辞める、辞めないは本人の自由です。会社側・保育園側は本人の意思に反して働かせることはできません。

しかし正社員は責任の大きな仕事を任され、自分の仕事を引き継げる人がいない場合、心理的に辞めづらい場合があります。

また、入職して短期で退職を申し出る場合、「今辞められると採用にかけた費用が赤字だ」「せっかく採用してやったのに」などと上司から文句を言われる可能性もあります。

派遣やパートであれば、契約満了ともにスパッと辞めることができますが、正社員だとそう簡単に退職できない場合があるのです。

しかし最初に述べた通り、正社員であっても辞める、辞めないは本人の自由です。仕事の状況がどうであれ、上司に何を言われようとも、辞めることは可能です。本当に仕事を辞めたい時には強引退職手続きを進めるようにしましょう。

正社員正職員に向いている人・向いていない人

正社員正職員に向いている人・向いていない人

正社員に向いている人

  • 昇給やボーナスでたくさんお金を稼ぎたい人
  • 責任の大きな仕事、スキルアップに繋がる仕事に携わりたい人
  • 福利厚生をしっかり受けたい人
  • 一つの会社・保育園で長く働きたい人

正社員に向いていない人

  • 残業や休日出勤がなく、余裕を持った働き方をしたい人
  • 責任の大きな仕事はやりたくない人
  • 状況に応じ簡単に辞められる働き方をしたい人

まとめ:なぜ正社員が良いと言われるのか?

最後にまとめとして、なぜ、世間的には正社員が良いと言われるのか? について解説します。

その理由は大きく以下の2つです。

  • 雇用が安定している
  • 賃金面でメリットが多い

しかし保育士の仕事の場合、事情が少し異なります。

保育士であれば雇用の安定はあまり考えなくていい

パートや派遣社員と違い、正社員は、原則、定年まで働き続けることができます。そのため安定していると言われています。

一般企業であれば、不景気な業界もたくさんあります。アルバイトや派遣社員で、いつ仕事がなくなるか分からない、という不安を抱えながら生活するのは苦しいものです。安定して働ける正社員にこだわるのも理解できます。

しかし保育士は事情が異なります。東京であれば、どこも保育士が不足しており、どの保育園も保育士を必要としています。派遣社員やパートであっても仕事が途切れることはないでしょう。契約満了を迎えても、すぐに次の働き口が決まるはずです。

つまり、一般的に言われる正社員の安定性は、保育士の仕事においては、それほどメリットにはならないのです。

確かに正社員の方が、もらえるお金は多い

ボーナスや退職金、残業手当、休日出勤手当、役職手当、昇給など、正社員は賃金的なメリットがあります。

忙しくてもお金を稼ぎたいのであれば、正社員を目指すのもいいでしょう。逆に給料はそれほどもらえなくても、時間に余裕がある方がいいという方は正社員にこだわる必要はありません。

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