職場見学(園見学)では何を・どこをチェックするべき?4つのポイントを解説

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職場見学をする女性

自分に合っている保育園、保育施設を見つけるために、職場見学はとても重要です。

職場の雰囲気、価値観、そこで働く保育士の人柄、園長の人柄など、ネット求人票では見えてこない、色々な情報を肌で感じることができるからです。

そこで得た情報は、やがて職場を選択する際の大きな武器になります。ここで職場見学の際にはどのような点に注意すべきか、幾つかポイントを紹介します。

スタッフ同士の会話、接し方、表情

まずどの職場にも言えることですが、働くようになって意外と負担になるのが、スタッフ同士の人間関係です。

一日を通して、ほぼ同じメンバーが顔を合わせるので、人間関係が上手くいかないと、職場に居辛くなってしまいます。仕事自体がつらくなってしまう場合もあります。

そこで職場見学では、スタッフ同士のコミュニケーションや表情などを注意深く観察しましょう。

自然とした挨拶が交わされているか、表情は明るいか、スタッフ同士で楽しそうな会話はあるか等々、これだけでも職場全体の雰囲気を伺い知ることができます。

保育士・スタッフの年齢層や世代

次にチェックするポイントは、どのような世代のスタッフが働いているのかという点です。

若い世代から中堅、ベテランに至るまで、バランスのとれた構成であれば、その職場は出産などのライフイベントにも柔軟性があり、肉体的にキツい年齢になっても働きやすい環境があると言えます。

この点、年齢構成が極端に偏っている場合、例えば、20代の若手ばかり、40代などのミドル層ばかりなどの職場は、特定の年齢層には不利な職場環境がある可能性が高いので要注意です。

また男性保育士がいる場合には、彼らの表情や行動もしっかりと観察しましょう。男性保育士に余裕が感じられない場合は、少数派には厳しい職場環境である可能性があります。

これは女性保育士であっても、何か特定の状況で少数派になった場合には、隅へ追いやられるような職場環境や雰囲気があることを意味します。自分の立場に置き換えて、しっかりとチェックしましょう。

園内の清掃状況、遊具、玩具の充実度、クオリティ

保育園内の清掃状況をはじめ、遊具や玩具類のクオリティもチェックの対象です。

清掃が不完全であれば、人員に余裕がなく、清掃まで手が回っていないことが想定されます。また玩具類のクオリティが低いのであれば、経営状態が悪く、コスト削減の現れかもしれません。

いずれにしても保育環境のクオリティの低下は、労働環境の厳しさ示しているケースが多々あるので、このような職場は避けるのが無難です。

室内の壁やロッカーの上に飾られている制作物についても、チェックしましょう。

その際には完成度の低さではなく、高さに注目するのがコツです。というのも、過剰にクオリティが高いものや、規模やスケールが異常に大きいものが目立つのであれば、それだけ作成に時間や労力がかかっているのであり、日ごろからスタッフへの負担も大きいことが推測できるからです。

制作物のために残業したり、家へ持ち帰りの仕事をしたり、あるいはクオリティの高い技術を要求されていると予想できます。いずれにしても、労働環境の視点からすれば、決しておすすめできる職場とは言えないでしょう。

保育士・スタッフの子供に対する接し方

最後にチェックするポイントは、保育士・スタッフがどのように子どもたちと接しているかという点です。やはり保育士という仕事である以上、子どもとの接し方はチェックすべき重要なポイントです。

職場見学では、まず園児たちの表情から観察します。明るく楽しそうか? 情緒が安定しているか? 遊びの最中でも自由で自然な振る舞いか? などは、日ごろの保育士と園児とのコミュニケーションや、信頼関係が如実(にょじつ)に現れる部分です。

  • 園児たちの表情が硬く暗い
  • 泣き叫ぶシーンが多い
  • 遊びの最中にスタッフが過剰に介入している
  • 子供の遊びをスタッフが完全に放置している

上記のような場合には日ごろから園児とのコミュニケーションが、上手くいっていない可能性があります。

そうなる原因には、技術的に未熟なスタッフが多いことや、熟練スタッフを雇う余裕のない職場であることなどが考えられます。保育のクオリティまで下げて運営を続けている保育園は、職場環境も不十分である可能性が高いものです。

やはり転職先としては除外すべきでしょう。

ここまで幾つかポイントを紹介してきましたが、共通するのは職場環境と指定の視点を忘れないということです。実際の職場見学でも、この視点からしっかりとチェックしましょう。